2018年10月21日日曜日

『ちるらん』から学ぶ幕末 - 2巻 -

[ちるらん2巻:時期] 


1863年頃。

1巻から早くも3年が経過。いよいよ動乱の真っ只中に入る。


[ちるらん2巻:史実と重なる主な出来事]


試衛館の面々には結果的に逆効果になるものの、清河八郎の尊王攘夷への画策がきっかけで壬生浪士組が結成される。新選組の前身がついに誕生したことになる。

ちるらんでは描かれていないがこの清河八郎を暗殺したのもまた1巻で紹介した佐々木只三郎である。


[ちるらん2巻:重要な登場人物]


何と言っても芹沢鴨が登場する。この壬生浪士組、そして新選組の初代局長である。

新選組は薩長と最後まで戦うというイメージが強いが、言うなればラスボスが薩長、世に出た飛躍イベントが池田屋事件であって、特に当初は身内で殺し合いを続ける集団だった。新選組が殺した人数は敵より身内の方が多いとも言われている。

その最たる事件の1つが暴君芹沢鴨の暗殺であるが、ちるらんでは登場キャラクターの中でも最高峰に芹沢鴨が強くかっこよく描かれており、後に「全面対決」では史実を離れても大興奮の展開が待っている。

ちるらん2巻




【著者ひさなお】

慶應義塾大学→TOEIC満点→UCLA留学→大手IT企業10年で15か国にて仕事してきたグローバルエリートもどき

他に小説家(第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞)、投資歴10年

173センチ46キロの色白スレンダーバディ。年150冊読書。

TOEIC満点小説家のFIRE投資術



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