[ちるらん3巻:時期]
1863年頃
[ちるらん3巻:史実と重なる主な出来事]
壬生浪士組として集団化されたものの後ろ盾もなく資金もない彼らは、庇護を求めて会津藩士の中でも選りすぐりの手練れと五本勝負をするという設定。
実際、京都守護職の会津藩主、松平容保の庇護を受けることでようやくまともな組織として新選組が誕生することになる。
[ちるらん3巻:重要な登場人物]
幕府が亡びると知りながらも「最悪」のポジションである京都守護職を引き受けた松平容保が登場する。
容保は最後の徳川将軍慶喜の親戚にあたり容姿も似て描かれているが、評価はむしろ容保の方が高いのではないか。私利私欲が溢れ返る幕末の日本にて、新選組と並び最後まで戦い抜いた男である。
幕末という日本の歴史上最悪の内戦にて最大の被害者(地域)はどこかと聞かれれば、間違いなくその1つは会津であり、その舵取りを若くして担わされた悲運にして一角の人物だったと思われる。
ちるらん3巻
【著者ひさなお】
慶應義塾大学→TOEIC満点→UCLA留学→大手IT企業10年で15か国にて仕事してきたグローバルエリートもどき
他に小説家(第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞)、投資歴10年
173センチ46キロの色白スレンダーバディ。年150冊読書。
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